ゲーム体験も4Kの時代へ。Xbox One X – World Premiere 4K Trailer
米マイクロソフト社の4K対応新型ゲーム機、「Xbox One X」のトレーラー。
米国のロサンゼルスで開催されたゲームイベント「E3 2017」にてお披露目されました。
近未来的な演出で、新時代のゲーム体験への好奇心を掻き立てる映像です。
暗闇に浮かび上がるXboxのロゴマーク。これだけで何の映像かわかる存在感を放っています。
パーツのようなものが集まっていきます。反射の表現にこだわりを感じます。
それぞれのパーツが合わさり、回路のようなものが形作られていきます。
色彩がぎゅっと詰め込まれたような印象です。
一転、無機質なメタルの材質で表面が覆われていきます。
実はこれがXbox One Xの心臓とも言えるチップ、「Scorpio Engine」。
このチップが4K画質の高精細な描画とパワフルな性能を実現しています。
チップが組み込まれると、エネルギーが回路を通じて一気にあふれ出します。
あふれ出したエネルギーはマシン全体をかけめぐり、
またチップへと戻り、エネルギーが溜まっていきます。
そして溜め込まれたエネルギーは、一気にマシンの外へと放出されます。
ゲームのキャラクターらしき人物の輪郭が、次々と浮かび上がっていきます。
無数のピクセルで4Kの豊かな表現力を強調しています。
2台の車が競い合っています。レースゲームがやりたくなります。
コントローラを持った、ゲームのプレイヤーらしき女性がパーティクルに包みこまれていきます。
ゲームの世界に入り込んでいくかのような演出です。
最後にソリッドなXbox One Xの筐体が現れて、映像は幕を閉じます。
最初に新型チップ「Scorpio Engine」を見せ、そこからゲームのグラフィックにつなげていくことで、新型Xboxのグラフィック性能がパワーアップしていることをうまく表現していると思います。後半は未来のゲーム体験への期待感を抱かせるような演出で、観る人の興奮を最高潮へと導いています。
昨今のテレビゲームは映像にとてもこだわっているものが多く、たかがゲームと馬鹿にはできなくなってきました。4KテレビやVRの登場でゲーム業界は新時代に突入したように感じます。これからどんなゲームが生み出されていくのか楽しみですね。