ペーパークラフトで伝える物語 Skoda - Curriculum Vitae

October 26, 2017

チェコの自動車会社Skoda社のコーポレートムービーです。

”Curriculum Vitae”はスペイン語で「履歴書」。
就職活動をする青年の将来のビジョンが、ペーパークラフトというコンセプトを軸に
しっかりと描かれています。


できあがった 履歴書を見直す青年。
物語の主人公です。

 

 

 


履歴書にサインをすると・・

 
パタパタと紙が折り重なり、紙の世界観へと転換します。

 
部屋を出た青年は自転車に乗り、
夜明けの町へと繰り出します。

 
朝日を模した背景。
シュコダ製の車に視線を送る主人公。
紙の演出ですが、実写のような滑らかなアニメーションです。

 
工場のような建物に入り、プレス機に鉄板を設置。
このカットで、紙の世界観が入社後の世界であることが分かります。

 
KOWLEDGE AND SKILLS:(知識とスキル)
この主人公は工業系の学生なのでしょうか。
はっきりと説明せず、視聴者の想像力に任せる粋な演出。 

 
加工された資材は、自動車のパーツでした。
整然と並んだ車を操作する主人公。

シームレスでなめらかなカメラワークが素敵です。

 
一台の車が走り出し、工場から暗闇へと向かいます。

 

車を運転している主人公。
自動車がトランスフォームし、場面が切り替わります。

主人公は船の甲板に立っていて、どこかへ向かいます。
夜から朝への演出からは希望を感じます。


朝焼けの中をカメラが俯瞰で進んでいきます。
所々に映りこむ車と、リアリティを感じさせるライティング。

 
世界各地の拠点のカット。
紙で組み立てられていくタージマハル。
くみ上げられては折りたたまれる動きが面白いです。

 
工場で作られた車が海を渡り、世界中の人々に使われていることが分かります。

 
カメラが引くと、机の前で考える人々のカット。
世界展開プロモーションの打ち合わせでしょうか。
活躍する主人公の姿も見えます。

 
机上の車へとカメラが寄ると、中から主人公が出てきます。
プレス発表のようなストロボの演出。
脚光を浴び、ポジティブな印象をうけるカットです。

 
書類が一気にまとめられると、面接官らしき女性の手元に”履歴書”の文字が見えます。
紙の世界観は、履歴書の中に描かれた物語だったということが分かります。

そして笑顔を見せる主人公。ハッピーエンドで幕を閉じます。

 
企業のコーポレートムービーですが、
ナレーションやテロップなどの直接的な描写は避け、主人公のドラマから
視聴者の想像力を掻き立てる構成が面白いです。

企業的な要素をエッセンスとして残しつつ、誰もが共感できる人間的なストーリーからは、

ポジティブな親近感を覚えることができます。

コーポレートムービーというとお堅いイメージがありますが、人の記憶に残す・印象付けるということが目的であれば、共感からのアプローチもひとつの方法かもしれません。

 


 

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